インプラント治療

失った歯を機能的で美しく回復できるインプラント治療

当院では失った歯の修復手段のひとつとしてインプラント治療を行っています。顎の骨に生体親和性の高いチタン等の人工歯根を埋め込んで人工歯を取り付ける、丈夫で審美性の高い修復方法です。

人工歯根「インプラント体」を埋め込み、顎の骨や周辺組織と結合させます。
その後「アバットメント」という連結装置を取り付け、そこに人工歯を装着します。

失った歯だけでなく歯根の持つ機能を回復できるため、自身の歯と同じような感覚で噛む機能を回復することができます。

インプラント治療

また単体修復できるため、他の健康な歯に負担をかけず見た目も美しく仕上がります。もちろん保険適応のブリッジや入れ歯を選択することもできます。症状によっては別の方法をおすすめする場合もありますので、修復方法についてはお気軽にご相談ください。

当院のインプラント治療

安心の「ストローマン社」インプラント

当院が使用しているストローマン社のインプラントは、多くの臨床実績と機能性の良さから世界中の歯科医の信頼が高く世界シェア№1です。インプラント製造メーカーはとても多く、規模の小さいメーカーの場合、製造中止で部品交換ができないこともあります。シェアが高いストローマンのインプラントは万が一不具合が起こった場合でも品番(REF)とロット番号(LOT)で確認ができ、部品調達やメインテナンスも容易です。

ストローマン社のインプラント

また、もしも施術を受けた医院に通えなくなった場合、他のインプラントに比べ対応できる医院が見つかる可能性も高くなりますので、お引越しや海外転勤の場合でも安心です。

インプラント

診療区分: 自由診療
標準一例: 451,000円(税込) インプラント体+上部構造物(相談・検査料・手術費含む)
費用内訳: CT撮影11,000円、埋入時220,000円、アバットメント55,000円、上部構造(セラミックの場合)165,000円

※上記の費用は一例です。実際の費用は治療内容により異なります。

治療期間の目安:6か月~(2回法の場合)

  • インプラントは外科手術を行う必要があります。
  • 外科手術を行うため、神経麻痺や血管の損傷などの可能性があります。
  • 健康状態によっては手術を受けられない場合があります。
  • インプラント周囲炎に罹患する可能性があります。

治療の流れ

インプラント1回、2回法

インプラント治療は、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋入する外科手術を行います。手術には1回法と2回法があります。1回法は手術の回数が少ないため患者さんの負担の軽減になりますが、2回法は1回法に比べ安全性や感染がおこるリスクを低くすることができます。そこで当院では、お口の状況に合わせて適した治療法をご提案しています。

1.問診

まずはじめに、歯を失った理由や、お口の現在の状況などを確認します。

インプラントは顎の骨の厚みや高さ、歯ぐきの健康状態、失った歯の部位や本数などによって治療法や進め方が変わりますので、患者さんお一人おひとりゆっくり時間をかけて時間をかけ、ゆっくり丁寧にお話を伺いながら進めています。

カウンセリング

2.診査

問診で得た情報をもとにデジタルレントゲンや口腔内写真撮影を行い、総合的に患者さんの口腔内の把握・診断を行います。当院ではより安全に精密な治療を行うためインプラント埋入解析ソフトを導入し、肉眼で確認しづらい位置も精密にシミュレーションして治療の計画・提案を行っています。総合的に患者さんの口腔内を診断するため、デジタルレントゲンや口腔内写真撮影とともに、CT撮影を行います。

CT撮影で得られる3D画像をもとに、インプラントの埋入シミュレーションを実施します。2Dのレントゲン画像だけでは診断が難しい骨の厚みや高さ、神経や血管の位置を把握することができるため、隣の歯や神経に触れないか、骨量はしっかりとあるか、などを考慮しながら手術部位の事前確認を行えます。インプラント体の埋入角度や深さを適切にシミュレーションすることで、より確実性の高い手術を実施します。

対象部位を撮影

3.治療内容の検討とご説明

診査結果と患者さんのご要望を踏まえ、治療内容をご提案します。

顎の骨が少ない方は骨造成が必要な場合もありますし、むし歯や歯周病がある場合は口腔環境を整える治療が必要になるケースもあります。また、1回法で行うのか2回法で行うのかもここでご提案します。費用面や治療期間などを含めわかりやすくご説明しますので、気になる点やご不安ごとは遠慮なくご相談ください。

治療内容の検討とご説明

4.インプラント埋入手術(1次手術)

治療計画をもとにインプラント体の埋入手術を行います。1回法の場合はインプラントのヘッド部を歯肉よりも上に出したままの状態にします。2回法の場合はインプラント体を歯肉で完全に覆い縫合します。入院の必要はなく、その日のうちにご帰宅いただくことができます。

その後は定期健診を行いながら歯肉の形態が整うまで3~6カ月ほど期間をおきます。

インプラント埋入手術

5.人工歯の装着(2次手術)

インプラント体と顎の骨や周辺組織がしっかり結合したことを確認したら、人工歯との連結装置(アバットメント)を取り付けます。2回法の場合はこの時歯肉の切開が必要です。

1回法の場合は人工歯を取り付けますが、2回法の場合は歯ぐきの回復に1~6週間は仮歯で調整する期間をさらに設け、歯肉が整ってから人工歯を装着します。

顎の骨が薄い場合や持病をお持ちの場合など、難症例の場合は患者さんに安心して治療を受けていただくためにも、設備の整った大学病院(神奈川歯科大学や鶴見大学口腔外科)をご紹介することもあります。

神奈川歯科大学

鶴見大学口腔外科

人工歯の装着

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